美ら海を守れ

沖縄戦の実相にふれるたびに
戦争というものは
これほど残忍で これほど汚辱にまみれたものはない
と思うのです

この なまなましい体験の前では
いかなる人でも
戦争を肯定し美化することは できないはずです

戦争をおこすのは たしかに 人間です
しかし それ以上に
戦争を許さない努力のできるのも
私たち 人間 ではないでしょうか

せんそうこのかた 私たちは
あらゆる戦争を憎み
平和な島を建設せねば と思いつづけてきました

これが
あまりにも大きすぎた代償を払って得た
ゆずることのできない
わたしたちの信条なのです

(沖縄県立平和祈念資料館)
2007年日本平和大会in沖縄
  国際シンポジューム_11月22・23日
  開会集会_11月23日、那覇市民会館
  シンポ・分科会・動く分科会_11月24日
  全体集会_11月24日、那覇市民会館
  名護行動_11月25日、
  キャンプシュワブ人間の鎖包囲行動
平和大会in沖縄では沖縄県名護市辺野古の美しい海を守る11年のたたかいの報告がありました。
「戦争のために土地も海も渡さない」
「基地のたらいまわしでなく撤去を」
キャンプシュワブを人間の鎖で包囲
地元の方が「ありがとう、ありがとう」とマイクで繰り返していたのが、胸にしみました。
沖縄との連帯の特別な思い
沼津の今沢にある基地は在沖縄の米第3海兵隊の基地であり、東富士演習場の入口の基地としての性格を持っています。
歴史的にも、沼津の今沢の反対運動は沖縄と深く結びついています。1971年1月15日の大闘争も沖縄の国頭村の人々の勇敢なたたかいで演習を阻止されて、今沢に上陸してきた海兵隊に対する運動でした。
「基地の中に町がある」ような沖縄を訪れるたびに「人間らしい生活を送れる日本を!」の思いを強くします。「美ら海を守れ」が実感です。
かつて沼津今沢は、東富士で演習した米兵が、沖縄を通ってあるいは直接ベトナムに参戦していったところです。
LST演習(今沢で)
美ら海に基地はいらないと座り込み非暴力の抵抗をつづける地元のおじい、おばあの姿をとるカメラマン浅見裕子さんの写真です。
撮影、浅見裕子さん
へり基地反対協写真借用