2008年5月21日 50周年を迎えた平和行進は例年どおり御殿場から引き継いで沼津市役所から今沢基地まで歩きました。
なんと同じ日、今沢では朝から海上自衛隊がLCAC演習が行われたのです!
いま、まさに輸送艦「おおすみ」からでたLCAC

今沢からの報告 2008・5・22
沼津市平和委員会
5月21日、沼津では平和行進が沼津市役所から今沢基地にむけて歩く日です。その日に海上自衛隊の演習通報が朝、6時から夕方6時まででました。
朝、浜に行くとすでに演習がはじめられるところでした。地元の斉藤孝一議員はじめ、沼津の会員3名はしばらく監視した後、県平和委員会から応援にきてくださった渡辺事務局長他3名の仲間に後を託して平和行進の行われる市役所にむかいました。
平和行進が片浜小学校で休憩し、先発隊が先に車で浜に来た時最後のLCACが浜で自衛隊員が手を振る中離陸するところでした。本隊の行進団が到着した時にははるか沖合いにかすかに輸送艦「おおすみ」がかすんでみえるだけでした。浜に残された、ユンボの車輪の跡が演習の痕跡として残されていました。以下渡辺県事務局長の報告(要約)を記します。静岡の仲間は1日じゅう浜で監視をしつづけてくれました。

★ 朝6時すぎ、駿河湾沼津港沖に輸送艦確認

★ 「海上自衛隊機動施設隊」薄緑のヤッケ、青森県八戸の海上自衛隊航空隊の第4機動施設隊20名。前日八戸から夜8時御殿場につき、泊まり6時から待機している。
八戸ナンバープレート確認。また、「厚空基」と書いた立派な乗用車も確認。

★ 8時18分輸送艦「おおすみ」を離れたLCAC2102浜に広げられたシートめがけて上陸。
ショベルカー・トラック・ジープを使い、長い白いシートを敷設して車輪が空転、埋没しないようにしてLCACに車を積み込み、積みおろす訓練をした。

★ LCACから米兵が3人降りてきてさかんに写真を撮っていた。(後日、ノルーウエー海軍と判明)

★ 11時30分ごろ黒いセドリックで男女2名あらわれ、隊員から説明をうけていた。
車には「富士山を世界遺産に」のステッカーが貼られていた。

★ 基地の中がにぎやかになり沼津市の自衛隊協力隊の黄色のウインドブレーカーを着た人が何人もきた。約30人くらい、「おおすみ」の説明書をもらい揚陸中のLCAC2101に乗り込みレクチャーを受けていた。
★ この時堤防の外には静地本(自衛隊静岡地方本部)2台、山地本(山梨県地方本部)1台、
神地本(神奈川県地方本部)1台、静岡地連(静岡県地方連絡部)1台、第1施設1台
沼津市消防団第7分団の消防車1台の車が集結。

★ 15時15分頃からLCAC2102にショベルカーを積み固定し岸にいた米兵も乗り、15時30分頃、平和行進を待つことなしに母艦「おおすみ」にむかい、行進団が着くとまもなく横須賀にむかった。
2基のLCAC2101、2102と
遠くに母艦「おおすみ」
海上自衛隊機動施設隊
青森県八戸からきた
浜にたむろする自衛隊員
中に2名外国の兵隊が2名
監視者はすわ、米兵と考えたが
後日、沼津市からノルーウエーの海軍であるとの報告があった。
ノルーウエーの海軍がLCACを購入するので見学にきたということであった
我々監視者はこんなに近くには寄せ付けないので関係者と思われます。